昨今、ジャニーズ事務所の騒動で世間を騒がせていますね。
今年9月にはジャニーズ事務所代表取締役社長であった藤島ジュリー景子さんには、騒動の責任を取る形で社長を引責し、後任に同事務所に所属している東山紀之さんが社長を務める形となりました。
7日の記者会見では、今回騒動の発端となったジャニー喜多川さんの愛称を使った「ジャニーズ」という名前を今後も使い続けていくのか?という記者の問いに対し、
東山さんは「ジャニーズ」という言葉に自身が感じる思いを語り、存続に含みをもたせました。
これに関して、世間では批判が続出している事態となり、騒動収束にはまだ当分時間がかかりそうです。
そして、この騒動でもう一つ議論になっているのが、同事務所に所属しているグループ、ジャニーズWESTのグループ名です。
こちらも「ジャニーズ」という言葉を使っていることから今後がどうなるのか注目されていますが、グループ名の変更はあるのでしょうか?
今回はその可能性と今後の活動がどうなっていくのかを考察していきます。
ジャニーズWESTの名前変更はある?
まず、ジャニーズ事務所の社名変更の可能性ですが、できることならば事務所側としては存続させたいという思惑が会見から見て取れましたね。
というのも、ジャニーズという言葉は長年の活動の中ですでに世の中に浸透しているといっていいほどの知名度があります。感情面を抜きにして考えれば、エンターテインメントもビジネス活動ですから、これほどの知名度を捨てるという選択はそう簡単にはできないという考えもあると思います。
この点は事務所関係者も言及しており、世間的な悪評と世の中に浸透している知名度を天秤にかけると関係者側から見れば後者を選ぶということでしょう。
しかし、世間からの風当たりも相当厳しいです。含みを持たせた東山さんの回答に対して、記者からは「納得できない。常識外れだ」と厳しい声があがりました。
現状ではジャニーズのイメージを払拭できるよう今後頑張っていくという方針を述べているため、社名変更の可能性は低いと思われますが、この騒動は世界中で報道されているため、日本国内だけではなく海外も巻き込んだ批判となれば状況が変わる可能性もあります。
東山さん個人としては、世間と事務所関係者の間に挟まれる厳しい立場に立たされることになってくるでしょう。
ジャニーズWESTの名前変更をすべきとの声がメンバー内からも
今回の騒動、記者会見の結果をみて、9日、ジャニーズWESTメンバーの中間淳太さんがレギュラーを務める番組「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」にて騒動に言及しました。
まず、自身が所属している事務所が起こした問題で、被害者、世間に対して謝罪するところから始まり、個人としての自分とタレントである自分の意見が二律背反であるとし、
まず個人としての気持ちに関してこのように語っていました。
「外部の人を雇う、それか他の人が出向していただいてアドバイスをもらうのが良いかなと思っていた」
引用:「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」
今回の問題の原因が親族経営だったことも一因であると指摘されていたことから、事務所自体と近しい存在である東山さんが就任したことへ疑問を語りました。その一方で「被害者と同世代にも当たるであろう東山さんだからこそ気持ちの部分で理解しやすいのではないか」という肯定的な見方もしめし、2つの意見も述べました。
そして最後に社名存続には賛成の立場を表明するも、以下のようにも発言しています。
名前を見たことでフラッシュバックするであろう被害者の存在を挙げ「僕も変えるべきだと思ってますし、ジャニーズと名前がなくなることも覚悟を持って来ています」
引用:「教えて!ニュースライブ 正義のミカタ」
賛成の立場を表明したのは、自身がジャニーズ事務所へ所属しているいちタレントとして意見かもしれませんね。
ジャニーズという名前がなくなる覚悟を持っているというのは個人的に、今回の騒動はそれだけのことだったと思っている中間さん個人の思いかもしれません。
ジャニーズ事務所の社名変更の可能性は?
社長である東山さんが社名を変えるよりも、自分たちの今後の行動でイメージを払拭していきたいとの旨を会見で発言していたことから、現時点で社名が変更される可能性は低いでしょう。
ただ今回の問題が持ち上がった当初は、おそらくここまでの騒動に発展するとは世間も思ってなかったのではないでしょうか?
そう考えると世間が思いもよらない方向に騒動が進んでいくことも十分に考えられるでしょう。
社名変更をしなければこんな影響も
今回の騒動はすでに海外にも知れ渡っています。
未成年の性被害に関しては海外は日本よりも厳しく、今回の騒動を非常に重く見ています。
もしこのまま「ジャニーズ」の名前を使っていくことになれば、おそらく海外進出はかなり難しいものになる可能性が高いです。
日本国内だけでやっていくとなれば、今後は少子高齢化にともなう日本の市場の縮小が見込まれているため、長期的にはかなり厳しいものになると思われます。
そうなれば今後を不安視する所属タレントもいるでしょう。すでにTOBEのような受け皿的な事務所もあるため、他の事務所へ流れるような動きも加速するかもしれません。
まとめ
今回はジャニーズWESTのグループ名変更の可能性を中心にジャニーズ事務所の騒動について考察しました。
ジャニーズ事務所としては今後の活動でイメージを払拭していきたいとの方針を示していますが、世間では解体すべきとの声も多く、まだまだ騒動は長引きそうですね。
ただ、今回のことで被害に遭われた方が納得する形で問題が解決することを心から願いたいです。
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