おばさん構文が気持ち悪いのはなぜ?原因とその特徴を調べてみた

時事ネタ

最近メディアでも度々目にする「おばさん構文」というワードですが、

中高年世代の女性の文章に多くみられる特徴を揶揄する言葉として使われているみたいです。

使うのは主に10代~20代の若者世代ですが、

インターネットで「おばさん構文」と検索すると、「おばさん構文 気持ち悪い」といったネガティブな検索候補が出てきます。

今回はこの「おばさん構文」についての特徴や、なぜ若者に気持ち悪がられるのか等について調べてみました。

おばさん構文の特徴

若者からネガティブな感情を向けられるおばさん構文ですが、

その特徴には以下のような点があげられます。

・絵文字の多用

・母音を小文字にする

・語尾に「~よん」や「○○しマス」などをつける。

 

絵文字の多用については、当時のギャル文化の名残ともいわれています。

絵文字の多用が当たり前だった時代もありましたが、現代ではその文章に違和感を感じる人が多いみたいですね。

母音を小文字にするというのは、「よろしくねぇ」といった感じで「あいうえお」を小文字にして、堅苦しくならないようフランクな感じを出したいと思い、このような表現になっているのだと考えられます。

語尾に「~よん」などをつけるのも同様の理由だと思われ、どちらも相手への気遣いからくる行動のようですが、それが「おばさん構文」というワードで揶揄されてしまうのは、なんとも悲しいです。

 

おばさん構文の詳しい例文などについてはこちらの記事もご参考ください

おばさん構文が若者に気持ち悪がられる原因

若者に気持ち悪がれるおばさん構文ですが、

よく思われない原因としてあげられるのが、コミュニケーションツールによる違いや、

それを背景に作られてきた文化の違いです。

中高年世代のコミュニケーションツールとして主流だったのが、メールであり、

この時代にメールで要件を伝える場合、1通のメッセージで完結させるのが当たり前でした。

そのため1回のメールでの文章量も長くなり、読みやすくするために句読点が多くなるといった特徴があります。

では、現代ではどうでしょうか?

現代の若者のコミュニケーションツールといえば、LINEなどのSNSツールであり、

リアルタイムなコミュニケーションが行えるSNSでは、相手を待たせないように短く、一言でやり取りを済ませるのが主流です。

そのため、丁寧な文章というのは、若者世代にとって「くどい」といった印象を与えてしまい、あまり歓迎されないようです。

 

おばさん構文は改善したほうがいい?

では、おばさん構文の特徴や嫌われる原因をおさえたうえで、これを直したほうがいいのでしょうか?

改めて説明しますが、おばさん構文というのは相手への気遣いや配慮など、思いやりという正の感情からくるもので、決して相手に悪意を向けたものでは全くありません。

それをふまえて世間の反応を見てみましょう。

それのどこが悪いのでしょう。 短文だと、誤解されることもある。 高校でポケベルの短文を使用。大学で携帯が普及し、少し長めの文。そして大人になってから長文が送れるようになり、誤解を生むことがなくなった。

引用:yahooニュース

説明が不足することから誤解されるおそれがあることを指摘していますね。自身の経験からも文章の不足から誤解された事があったようです。

 

まあ良くも悪くも気遣いですよね。不快に受け取られないように柔らかい表現を使ったりしてるんだと思います。 たまに長文で送られてくるとめんどくさいなあというときもあるけど。

引用:yahooニュース

やはり、長文で送られてくることにあまりいい気がしないと感じる人もいるようですね。

上の世代を下の世代が嘲笑うような事が続いてることを指摘している意見も見られますね。

確かにこういったことはおばさん構文に限らず、いつの時代もいたるところで見られるかもしれませんね。歴史は繰り返すといった感じでしょうか。

 

まとめ

おばさん構文と揶揄される文章ですが、

世間の反応は、丁寧な文章で説明することを肯定的にとらえている方が多い印象でした。

ただその一方で長々とした文章を目にした時に、気が滅入るといった事を感じる人がいるのも事実です。

丁寧な説明は大切ですが、相手はその文章を読むのに時間を使うということを忘れてはならず、

端的でわかりやすい文章になるような工夫も大切ですね。

 

 

 

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