9日午前11時59分ごろ、JR仙台駅に到着した東北新幹線の新青森発東京行き「はやぶさ52号」の車内にいる乗客男性から「薬品のようなものを子どもが触って、やけどをした」と119番があり、子どもを含め4名が怪我、1人が体調不良を訴えているとのニュースが報道されています。
今回はこのニュースについて、車内で漏れた薬品がどんなものだったのか、また持ち主はどんな人だったのか、現在上がっている情報から調査・まとめた記事になります。
東北新幹線で薬品漏れにより4人が怪我1人が体調不良
【はやぶさ52号】東北新幹線で「薬品もれ」通報、5人けがか ドア付近のバッグから煙https://t.co/q1AzVm5o70
JR仙台駅で「薬品のようなものをさわって子どもがけがをした」と119番通報があった。はやぶさ52号は乗客全員を降ろして運休、東北新幹線の一部に遅れが出ているという。 pic.twitter.com/K2PPI7vZna
— ライブドアニュース (@livedoornews) October 9, 2023
事故が起こったのは東北新幹線の新青森発東京行き「はやぶさ52号」の車内で、
車両は10両編成で、薬品漏れが起こったとされるのは「7号車」からのようです。
車内では煙が上がっていたようで、ヤフーニュースでは3名が怪我と報道されていますが、
dmenuニュースでは4名が怪我、1名が体調不良と報道されています。
怪我をしたとされる4名については5歳の男の子、20~40代の3名で、
その他1名が体調不良を訴えているようです。※
※最新のニュースでは6人が病院に運ばれたとの情報があります。
東北新幹線で漏れた薬品の中身は?
事故については現在調査中であり、薬品の詳細についてはまだ発表がありません。
ANNニュースでは、この事件のあとに、
「薬品漏れをした。危険なものではありません」
と謝罪した人物がいたと報道されています。
煙があがっていたとされる薬品
薬品の特定については、報道での発表がないためあくまで現在上がっている情報を元に推察したものであることをご承知おきください。
今回の事故で、現在わかっていることは3点
・子どもが触って、やけどのような傷を負ったこと
・煙があがっていたこと
煙があがっていたという点を考えると、
「濃塩酸」は塩化水素を含んでいるため、湿った空気中で発煙します。
また生成された煙については塩化アンモニウムであるため、強い刺激臭があります。
また濃度の高い塩酸に触れた場合やけどのような外傷を負うこともあるため、今回の事故に当てはまる部分が多々ありますね。
東北新幹線で薬品漏れを起こした人物はどんな人?
今回、新幹線の車内で漏れたとされる薬品が濃塩酸と仮定すると、同薬品を用いた過去事件が過去に起こっていますが、今回については薬品の持ち主が事故後に名乗り出て謝罪をしているため、事件性はないと思われます。
そのため個人特定については、誹謗中傷につながる恐れがあるため具体的な人物についての追及はしないほうが良いですね。
ただ、事件後に薬品について危険なものではないと言っていたことを考えると、薬品について知識がある人物だったと考えられます。
そう考えると理化学に携わる講師をされている人なんかを思い浮かべてしまいますが、あくまで主観的な考察ですので、その点はご承知おきください!
最新のニュースでは、薬品の持ち主は地質調査などを行う会社に勤務する東京都在住の40代の男性のようで、薬品は仕事のために持ち運んでいたとのことでした。
東北新幹線で薬品漏れの事故まとめ
今回は東北新幹線での薬品漏れの事故についてお伝えしました。
幸い怪我をされた方は命に別状はないそうです。
ただ、近年電車などの狭い空間での事件が多発しており、今回の事故もそういったことを想起されてしまう方も多そうです。
ただ、今回については仕事のために薬品を持ち運んでいて、それが流出してしまったという事故であり、事件性はないと思われます。
職員の方々については常日頃、我々乗客のために頑張ってくださっているいますが、今回の件で安全性について過剰に詰められることがないか心配なところではありますね。
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