先日「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣(わたなべ まい)容疑者がッチングアプリで知り合った男性から現金2700万円をだまし取ったとして、再逮捕され世間で騒がれていますね。
元々、自身が作成したパパ活マニュアルを販売するなどして現金をだまし取る手助けをしたとして逮捕、起訴されていました。
今回は渡邊容疑者が販売したとされるパパ活マニュアルとはどういった物だったかについて調査・まとめた記事になります。
パパ活マニュアルの内容
まず文字数にしておよそ2万5000字とかなり作りこまれたものとなっているため要約しておつたえしていきます。
まず、ターゲットは「おぢ」と呼ばれておりお金を出しやすそうな中年男性のことを指すようです。
狙いやすいターゲットについてマニュアルではこのような条件が挙げられていました。
2:特に趣味がなく生きる意味が見いだせてない
3:人に頼られたことがない
4:女性との接点がなく交際経験がない
5:金銭の管理が得意ではない
マニュアルではこうした人を狙っていくことが推奨されていました。
そして、実践の内容については大きくわけて3ステップにわけて説明されています。
②お金をもらうための会話
③アフターケア
それぞれについて順を追って説明します。
①信頼関係構築
ここでは、相手との信頼関係を築くための会話が台本として用意されています。ただ信頼関係を築くのではなく、相手に好意があると思わせるような会話を心掛けるのがポイントのようです。
また、相手が自分との時間を楽しいと感じさせることも重要で、そのために毎日LINEすることも欠かせないとされています。
付き合っていることが前提の会話をすることで、誰かの特別な存在になったことのないようなおぢはすごく喜んでくれるといった説明もあり非常に巧妙だということが伺えます。
②お金をもらうための会話
信頼関係が構築できたら、嘘をつくことでお金を引き出す段階へと移行していきます。
流れとしては、
②数日後に「家賃を滞納している」「借金取りに追われている」などの嘘をつく
③ターゲットに「俺がなんとかするよ」と言わせてお金を引き出す
この一連の流れがパパ活でお金を稼ぐ内容になります。
家賃滞納の嘘についてはいつから滞納しているかや、滞納理由を予め決めておくこと重要性を解説していたり、その情報の出し方についても、いきなりすべてを出すのではなく小出しにしていくことで相手の理解が深められるなどかなり手の込んだ下準備の方法が書かれています。
③アフターケア
のちのトラブルを防ぐためにアフターケアとして次のようなことをマニュアルではあげています。
・何にいくら使ったのか
・これからどうするつもりなのか
・相手の助け舟がなければ、どうなっていたか
・将来を予感させるようなこと
以上のことを相手へ伝えることで、相手の満足感を持続させると言います。
特に最後の将来を予感させるようなことを伝えるというのに、非常に狡猾さを感じますね。
こうして関係性を続け、ギリギリまで金をひっぱり、相手がパンクしたらフェードアウトしていくのが一連の流れだそうです。
パパ活マニュアルの値段は?
調査したところ3万円で販売していたとの情報がありました。
決して安い額ではありませんが、出せない金額ではなく、パパ活に興味がある子=お金がほしいと思っている子に対して絶妙な金額設定ですね。
マニュアルの内容もそうですが、明らかにマーケティングに長けている第三者の監修が入っており、彼女一人で作り上げたものとは到底思えないぐらい狡猾なものになっています。
今後の注意点
ターゲットについては、あまり人づきあいが得意でない人を狙う傾向があります。
そのため普段の会話で自身の人間関係を少しずつ探ってくるような動きがある場合は注意が必要ですね。いずれにしても人間的なつながりとお金の話は切り分けて考えられるよう、常日頃意識しておくことも大切かもしれません。
まとめ
今回は「頂き女子りりちゃん」こと渡邊真衣容疑者が販売していたマニュアルについてお伝えしました。
男性の弱みに付け込みお金をだまし取ることはもちろん許せませんが、彼女もまたそのお金をホストに貢ぐ生活に追われていたところを見ると、本当に哀れとしか言いようがありませんね。
そう考えるとマニュアルについても誰かの手のひらに転がされていたという見方もできるかもしれません。
今後は罪を償い、前を向ける日が来ることを願いたいです。
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